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| 今回は、ミニチュア・ダックスのジェイくんと暮らす、東京都大田区の本田さん宅からの第2回目です。前回お送りした噛み付き癖のほかにもうひとつ、本田さんが、なんとかジェイくんにマスターしてほしいこととは……? |
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| ジェイくんのデータ |
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| 犬種 |
ミニチュア・ダックスフント |
| 性別 |
男の子 |
| 年齢 |
1歳1ヶ月 |
| 性格 |
内弁慶かなぁ? |
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| すまいるわん |
「ジェイくんには、もうひとつ困っていることがあるとか?」 |
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| 本田 |
「そうです。じつはハウス嫌いで、全然ケージに入ってくれないんです。無理に入れると出してくれってワンワン鳴くし、もう無理なのかなと思っているんですが……」 |
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| 倉持 |
「これまで、どのようにハウスに入れていましたか?」 |
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| 本田 |
「夜はハウスで寝てほしいので入れてました。でも吠えてしまって全然ダメなので、今ではもう入れていません。あとは、来客や外の物音に反応して吠えたときも、ハウスに入れて落ち着かせようとしましたが、よけいに吠えてしまってダメでしたね(写真1)」 |
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| 倉持 |
「なるほど……。それはおそらくジェイくんにとって、ハウスとはお仕置きのために入れられる、大嫌いな場所というイメージになってしまったんだろうと思います。ハウスは犬にとって、安心して落ち着ける場所でなければ進んで入ってくれませんし、お仕置きで使ってはいけません。これからでもハウス好きにすることはできますから、次のような訓練をしてみてください」 |
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| (写真1) |
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| ワザ1 おやつを使ってゲーム感覚で! |
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| 倉持 |
「犬の訓練は何事も基本は同じで、飼い主さんが要求することを実行すれば誉められるんだ、という意識を犬に持たせることが大切です。今回の場合は、すでにハウス嫌いになってしまっているジェイくんをハウス好きにするため、おやつを使ってゲーム感覚で恐怖心を取り除いていきます」
「まず、おやつを持ってハウスに誘導してみましょう。ハウスの扉を開けたままにして、おやつを持った手を外側で移動させ、声で“ハウス”とコマンドを出しながら、中に入るよう誘ってみるのです。飼い主さんが扉から手を入れて誘おうとしても邪魔になりますし、手を動かせる範囲が狭くておやつを勝手に取られてしまうでしょうから、このような隙間のある形状のハウスなら、外側から誘導するほうが良いでしょう」
| (写真2) |
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「最初は、ハウスの中に入ってしまったことに気づくと、恐怖心ですぐに出てしまうかもしれませんが、それでもかまいません。入って、出てという行動を何度も繰り返し、飼い主さんが自分との遊びを楽しんでいるという雰囲気を作り出してください。そして、ほんの少しでもいいから、わんちゃんがハウスの中で落ち着いた一瞬があったら、すかさずおやつをあげながら“よし”と誉めてあげてください(写真2)」
「このときに大切なのは、誉めておやつをあげるのは、必ずわんちゃんの体全体がハウスの中に入ったときだけにすることです。例えば足が1本だけハウスの外に出たままでは中途半端ですから、誉める必要はありません。まず、ここまでをステップ1とします」
| (写真3) |
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「ステップ1がたびたび成功するようになったら、次はわんちゃんがハウスの中に入ったらそっと扉を閉めてみましょう(写真3)。それでも怖がらずにおとなしくしていたら、すかさずおやつをあげて“よし”と誉めます。おやつは横や上ではなく、恐怖心をやわらげるために扉の隙間からあげるようにしてください。閉めると吠えてしまうというのであれば、扉を開けてステップ1に戻り、何度も繰り返してください」
「ここまで出来るようになったら、例えば飼い主さんが少しハウスから離れてみるとか、1、2分別室に行ってみるなどして、扉を閉めたハウスに慣らす時間を少しずつ長くしてみてください。最終的にハウスへの恐怖心を取り除くことができれば、いずれ“ハウス”のコマンドだけで入ってくれるようになるでしょう」
| (写真4) |
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「この訓練は、何より遊び感覚でおこなうことが大切で、わんちゃんに“ハウスは楽しい”、“ハウスに入ると飼い主が喜ぶ”、“ハウスに入れば良いことがおこる”と、前向きな動機付けをさせることが大事です。ですから、できなくても決して怒らずに、気長に取り組んでください。また、おやつをハウスの中の敷物の下に隠したり、好きなおもちゃをハウスの中だけで与えるなど、わんちゃんがハウスの中を楽しめるよう、いろいろと工夫してみてください(写真4)」 |
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| すまいるわん |
「一度嫌ってしまったものに対する訓練は特に大変そうですが、せっかくですから気長に取り組んでみてください」 |
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| 本田 |
「一緒に遊びながら、楽しくやっていきたいと思います!」 |
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| 本田さん&ジェイくんの訓練の結果は、数ヶ月後にこのコーナーで報告する予定です。がんばってくださいね!! |
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| 第2回「人、大好き! の飛びつき癖を治そう」に登場していただいた冨田さんに、近況をお聞きしました。 |
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| 「今でも、人に飛び付きたいという気持ちは強いみたいですが、訓練の結果、飛び付こうとして後ろ足で立ち上がるけど、前足を下に降ろしたまま、後ろ足だけで立ってぐっと我慢するようになってくれました。特に散歩中などはほぼ大丈夫です。家の中だと、もう少し甘えてきたりするんですが……。アイコンタクトもほぼ完璧にできるようになって、おやつを離れたところに置いても、おやつを見るのではなく私の目をじっと見て、食べて良いか判断を仰いでくれるようになりました。ずいぶん我慢強い子になってくれたので、訓練のしがいがありましたね」 |
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| 冨田さん、順調に解決できているようで良かったですね!! |
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| 次回の更新をお楽しみに! バックナンバーはこちらです。 |
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