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連載コラム
わんちゃんも人も、うっとり
アロマテラピー講座 講師/石澤 佳小里さん
 わんちゃんと人のためのアロマテラピーを知っていますか? 植物から採った精油(エッセンシャルオイル)を、さまざまな形で体内に取り込むことで、わんちゃんのストレスや問題行動の解消、しつけ補助、ノミやダニの駆除、さらには自然治癒力を引き出すことで、疾病の予防や治療にも役立ちます。もちろん、人の心の癒しにも効果バツグン。わんちゃんとの暮らしに、香りのチカラをプラスアルファ! アロマテラピーの実践法を、基礎からご紹介します。
第9回目は、食事によるわんちゃんの体質改善(1)、です。
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食事とアロマって関係があるの?
 屋外で飼われ残飯を与えられていた、ひと昔前のわんちゃんたちに比べれば、今のわんちゃんは、とっても健康で長生き!……と言われますが、本当にそうなのでしょうか? もちろん、長寿のわんちゃんが増えたのは事実ですが、意外にも統計の取り方によっては、必ずしも“犬が長生きになった”とは言えないそうです。
 原因のひとつは、雑種に比べれば、どうしても生命力が劣ると言われる純血種を飼うのが一般的になったこと。血統による持病やアレルギーなど、生まれつきの体質から健康のトラブルを抱えるわんちゃんが、残念ながら増えてしまったと言われます。
 また、皮肉にも食事などの生活環境が良くなったことが原因で、肥満に代表される“贅沢病”が増えたのも事実です。室内飼いが一般的になったため、つい甘やかしてフードやおやつを与えすぎたり、運動不足になってしまったり……。心当たりはありませんか?
 わんちゃんが健康で楽しい毎日を過ごすための基本は、人間とまったく同じで、食生活の見直しから始まります。
 今回は、講師の石澤さんが、とある持病を抱えた飼い犬、バースくんの体質改善に成功した経験を元に、アロマを活用した食生活について解説します。
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イラスト
食事によるわんちゃんの体質改善(1)
1.バースくんの持病
 石澤さんが一緒に暮らしているバースくん(6歳・ゴールデン・レトリーバー)は、先天性股関節形成不良と、アトピー性皮膚炎(写真1)、また耳の中が腫れたり、カビが生えたり膿が出てくるという症状に悩んできました。
写真  数年前から、獣医さんの診断や薬の服用と平行して、アロマを活用した食事による体質改善をおこない、皮膚炎の症状はほとんど見られなくなったのですが、耳のトラブルだけは完治しないままでした。

 ところが今年の夏に突然、バースくんのお腹にひどい湿疹ができました。痒みのためにバースくんが体をかきむしるので、石澤さんは患部にラベンダーをセントジョーンズワートで希釈したアロマオイルを付けて腹巻をさせ、ひとまず湿疹が治まってから獣医さんに診てもらいました。
 診断結果は、内臓が原因のアレルギー反応でしょう、ということでした。そして処方された薬を飲ませ、アロマの湿布を続けて様子を見たところ、2日後に初めて気が付いたのですが、ずっと続いていた耳の膿や臭いが、すっかりキレイになっていたそうです。

 石澤さんは、このときお腹に出た湿疹は、最後のアレルギー反応だったと考えています。つまり、それまであきらめずに続けてきたアロマによる体質改善の効果で、ついにバースくんの体を正常な状態にすることができたと考えられるのです。
 もちろん、アロマや食事療法だけで、病気を治せるわけではありません。獣医さんの定期的な診察や投薬が効果的だったのは間違いないことですが、これらを補助し、犬自身が持つ生命の回復力を最大限に発揮させるため、アロマテラピー(植物療法)はやはり効果的だと、石澤さんはあらためて感じたそうです。
 その後バースくんは、現在のところ耳のトラブルに悩まされていないそうです。
2.ハーブを活用しよう
<表1>
ハーブ名 主な効果
ダンディーライオン 利尿、便秘、肝機能強化
ユーカリ 鼻炎、殺菌、抗ウイルス
アロエ 便秘、炎症、抗菌
カモミール 鎮静、炎症、胃の病気
パセリ 利尿、消化促進、リウマチ
ペパーミント 消化促進、解熱、整腸
ローズヒップ 疲労回復、初期の感染症、胃炎
イチョウ 血行促進、血管保護、痴呆
ジャスミン 鎮静、健胃、不眠
ハイビスカス 新陳代謝、疲労回復、眼精疲労
ラベンダー 鎮静、リウマチ、気管支炎
レモングラス 食欲不振、消化促進、抗菌
エキナセア 免疫力強化、抗ウイルス、抗菌
マリーゴールド 胃炎、粘膜の保護、解毒
スギナ 利尿、止血、むくみ
 石澤さんが続けてきた食事療法のポイントは、ハーブと人間の食材を組み合わせ、私たちも充分口にできる、自然な食事にしたことです。食事にハーブをふりかける、お水の代わりにハーブティーを与えるといった、ちょっとした工夫で、バースくんの体質が改善できたと言います。

 ハーブとは、薬効のある植物の総称で、どこまでをハーブと考えるかでまったく変わってくるのですが、その種類は数千から数万におよぶと言われています。

 それでは、わんちゃんに与えたい代表的なハーブをご紹介しましょう。

●タイム 肺や胃の健康増進、歯肉炎、抗菌、鎮痛、神経痛
●バジル 消化器の健康増進、腹痛、殺菌、消毒
●ローズマリー 抗菌、疲労回復、老化防止、血行促進、通風、リウマチ予防
●リンデン 血圧を下げる、不眠、皮膚炎、保湿、利尿
●ネトル 抗アレルギー、血液の浄化・増血、通風、リウマチ予防


 この他にも、表1のようなハーブがわんちゃんの健康増進に役立つと言われています。石澤さんは、おもにタイムやバジル、ローズマリーのドライハーブをバースくんの食事に混ぜたり、食後にはリンデンティー(写真2)やネトルティーを飲ませたりしたそうです。
写真
 ハーブには、摘んだままの新鮮なフレッシュハーブ、乾燥させたドライハーブ、粉末や顆粒のハーブ、錠剤のサプリメントなど、たくさんの種類があります。食事に混ぜるのであれば、なるべく自然に近いドライハーブを、違和感のないように、すりこぎで細かく潰して与えるのが良いでしょう。
 また、ほとんどのハーブはちょっとしたベランダやお庭があれば、ご自宅でも育てることができるので、心を込めて育てた新鮮なフレッシュハーブを与えることができればベストですね。ハサミで細かく切ってから、すりこぎで潰してあげましょう。

 ハーブは、決して即効性を期待して使用するものではありません。長期間与えることで体質の改善を目指すための、補助食品として活用してください。
 また、下記の点には充分注意してください。
1. 体質が合わないわんちゃんや、香りの好き嫌いのことを考え、あまり大量には与えないこと。食事に混ぜる際は小さじ1/2杯程度、お茶は人間用の3倍程度に薄めてから。
2. 妊娠中のわんちゃんには、ラズベリーリーフなど妊娠に良い効果のあるものを省き、ハーブは与えないこと。


 次回は、石澤さんがハーブとともにバースくんに与えてきた、体質改善のための手作り料理とはどんなものか、見ていきたいと思います。お楽しみに。
こんなことに注意して!
 アロマテラピーのすべてに共通することですが、精油や機器の取り扱いについては、充分に注意を払い、メーカーの取り扱い説明にしたがってください。
精油は必ずふたを閉めて、わんちゃんや乳幼児が触れない冷暗所に保存すること。
精油は、取り扱い期限にしたがって使い切るようにすること。
精油の原液を、人もわんちゃんも絶対に口に入れないこと。
コンセントを引っ掛けたり倒したりしないよう、ディフューザーはわんちゃんや乳幼児が届かないところで使用してください。
体重3キロ以下の小型犬は、精油の量を標準の半分から始めてください。
万が一、気分が悪くなったり体調が悪化した場合はすぐに使用を中止し、かかりつけの医師の指示を受けてください。
マッサージの解説に登場する“経路のポイント”とは、いわゆる“ツボ”のことで、ひとつひとつのツボのつながりが“経路”になります。犬のツボには人間のそれと同じく、さまざまな名称や効能がありますが、この講座ではツボそのものの解説はせず、また、ピンポイントで指圧や鍼灸などをする、人間と同じようなツボ療法はおこないません。なぜなら人間の場合、ツボを刺激されて痛かったりかえって具合が悪くなれば、「痛い」「止めて」などと言うことができますが、わんちゃんにはそれが出来ないからです。この講座はツボ療法ではなく、あくまでもその周辺や経路全体への、アロママッサージとしてご紹介していきます。
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次回の更新をお楽しみに! バックナンバーはこちらです。
2004年1月は、第4木曜日に更新予定です。
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写真 石澤 佳小里さん(と愛犬バースくん)
JNEA認定英国式リフレクソロジスト。ドッグナチュラルセラピスト。犬のストレス解消と治療のため、英国式アロマテラピーとリフレクソロジーを応用したドッグケアを実践。東京・大崎に、ペットと一緒にくつろげる一軒家の女性専用サロン、ワンズケアをオープン。
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リクエスト募集
わんちゃんと人のためのアロマテラピーについて、石澤さんに聞いてみたいことを募集しています。user@b-p.co.jpまでメールをお送りください。参考にさせていただきます。また、感想のメールもお待ちしています。
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